教えて!川島教授!

saru

2009年11月12日 16:15

今日、川島隆太教授のセミナーに行ってきました。


そうです!あのDSソフト「脳トレ」を監修している川島教授


いや~!面白かったですね~


早起きした甲斐がありました!


脳は、前頭葉の 


『前頭前野』


という、人間だけが特別に発達しているところの働きが重要だそうです。



前頭前野の機能には、


ものを考える

何か新しいことをつくり出す創造力

コミュニケーションをとる力

自分自身の行動や感情、高ぶったものを我慢する力

記憶や学習



私たちがモチベーション、やる気と言っているものも前頭前野の働きで

自ら何かをしようという自発性も前頭前野が制御しているそうです。



これらの機能が低下してくると


何かを取りに来たけれど、途中で忘れてしまう。

(わかる!)

固有名詞がでてこないので「あれ」「それ」で会話する。

(わかる!)



おもしろかったのは


「最近、涙もろくて・・・」


というのも前頭前野の機能低下だそうです。



感情、高ぶったものを我慢する力が低下してきているから。


へぇ~~~!


うちの父はとても怒りっぽいんですが

それも明らかに脳の低下によるもの。


思い出せない、
イライラするのを我慢できない  = 怒る



ここまでで思い当たる人いませんか~?(笑)




この前頭前野を働かせるために大切なこと。


・朝食をしっかりとること


朝食をとらないと、本来の100%持っている力も

80%しか発揮できないんですって。

でもただ、食べればいいってものではなく

ビタミン、タンパク質などをブドウ糖と一緒に摂取することが大切で

オニギリやトーストの単品のみだと、

朝食をとらない時とさほど変わらない脳の働きしかできないそうです。

なので沢山の種類のおかずを一緒に食べるとより良いそうです。



他にも


・読み書き計算(一日5分)

・コミュニケーションをとる(目と目を合わせて)

 
会話・旅行・遊び


・手指を使って何かをする。

ただ細かく動かすのではなく

料理・楽器演奏・絵画を描く、字を書く、手芸・裁縫・工作など

何を作るか、どうやって作るかなど

段取りを考えることがいいそうです。



あと、休みの日にゆっくり起きるのも脳の低下をまねくそうです。

お休みの日もいつもと同じように起きることが大切。



この前頭前野の機能は

子供の身体能力にも関わってくるそうです。

20歳までだったかな?

に、この機能をしっかり使って発達させるといいとのこと。


子供に和食の朝食を作る。

自分で料理を作らせる。

目と目を合わせて会話する。

絵を描く。

楽器演奏。

字を書く。

手芸・裁縫・工作。



全て小学校~高校までにやってきたことだな~と思いました。



いかに子供の頃、学校や家庭でやることが

脳の発達に影響するかがわかりました。




他にもたくさんお話していました。


あ~!楽しかった!


うちのウォーキングにも通ずることがありました。



もっと詳しく知りたい方はコチラをどうぞ→ 

関連記事